とある元SEの思考を探る

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東京電力のアクアエナジー100を調べてみた

前回、まちエネに切り替えて半年経った感想を述べさせていただきました。

その最後に、まちエネはいいのだけれど、他の電力会社も見てみるという旨をちらっと述べました。

 

そのあと、自分なりに色々と電力会社のことを調べて、いくつか今までにない面白いプランがあったので、これから何回かに分けて紹介させていただきたいと思います。

 

一つ目は、アクアエナジー100

これは、東京電力エナジーパートナーが出しているプランです。東電といえば、自由化前、関東エリアの全ての家庭に電力を供給している言わずと知れた小売事業者です。

その東電が出したアクアエナジー100の特徴は何と言っても、発電した電気は全て水力発電であるということ。

水力発電は、二酸化炭素排出量がゼロの発電方法。つまり、太陽光発電風力発電と同じ再生可能エネルギーによる発電になるわけです。

 

私が、大学院時代再生可能エネルギーに関して研究をし、研究室の先生と話していたのは、「『ちょっと高いけど再生可能エネルギーで発電された電力を買いたい』という選択があってもいい。」ということ。そのための電力自由化は第一歩なのですが、電力自由化1年を過ぎ、東電が満を持して発表したこのプラン。金輪際原発で発電された電気なんか使いたくない!という方にはもってこいのプランであるといえます。

 

しかも、特徴はそれだけではありません。このプランは体験型のプランでもあるのです。

例えば

  • 夜の尾瀬ヶ原でシカ調査
  • 丸沼ダム・丸沼発電所見学会
  • 幻の大白大豆の収穫・加工体験

などの地域特典がある料金プランなのです。(詳細はこちら

 

お子さんのいる家庭では、「うちは、水力発電100%のクリーンな電気を使っているんだよ」というのは環境に対しての意識を高める一助になると思いますし、前述した地域特典に参加すれば、お子さんにとって貴重な体験ができること間違いなしです。

 

実は、同様のプランで法人向けのプランである「アクアプレミアム」というプランがあります。今は、環境に配慮していることが企業の価値を高めることにつながるので、会社によってはこうした電力を購入してアピールするということにもなるのでしょう。

 

しかし、アクアエナジー100、いいことばかりではありません。

やはり、再生可能エネルギー、クリーンなエネルギーを使っているというだけあって、少しお値段がお高く設定されています。

電気代はこんな感じ。(2017年8月現在)

基本料金(1契約あたり)
  従量電灯B アクアエナジー100
10A 280円80銭 550円80銭
15A 421円20銭 826円20銭
20A 561円60銭 1,101円60銭
30A 842円40銭 1,652円40銭
40A 1,123円20銭 2,203円20銭
50A 1,404円00銭 2,754円00銭
60A 1,684円80銭 3,304円80銭
電力量料金(1契約あたり)
従量電灯B アクアエナジー100
最初の120kWhまで 19円52銭    
120kWhをこえ300kWhまで 26円00銭 最初の300kWhまで 23円40銭
300kWhをこえ1kWhにつき 30円02銭 300kWhをこえ1kWhにつき 30円02銭

基本料金がおよそ倍に設定されていることがわかります。

 

もう一つの料金の特徴は、アクアエナジー100の燃料調整費がタダ(0円)ということ。電気料金の検針票を見ると書いてあるのですが、毎月の電気料金には、1kWhあたり幾らかの燃料調整費が加算されています。これは、石油などの値段が上がったり下がったりするのに連動する部分になります。

この部分が0円になると聞いたら一見して安くなると思うかもしれません。

しかし、2017年9月の東電エリアの燃料調整費は-2.90円/kWh(出典)。つまり、電気を使ったぶんだけ、引かれていくわけですね。これは、当初のころより石油が安くなっているためだと思われます。

そのため、アクアエナジー100では、燃料調整費が0円なので、少し高くなってしまうわけです。

とはいえ、燃料調整費は、上がったり下がったりします。例えば石油が枯渇しはじめれば燃料調整費は上がるでしょうし、中東情勢が厳しくなっても石油価格は上昇するでしょう。そうなれば、燃料調整費がプラスになることも十分にあり得ます。現に、関西電力エリアの2017年9月の燃料調整費は0.18円となっており、プラスとなっています。

今はアクアエナジー100が高く見えても今後の情勢次第では安くなるかもしれません。

 

とはいえ、基本料金が従来の従量電灯Bより高いのは事実ですから、アクアエナジー100はセレブな電気と言って良いと思います。環境への意識が高い人は十分に考慮に値する料金プランでしょう。

私のような薄給ではなかなか手が出せる代物ではありませんが、結婚して子供ができて、さらに年収も増えれば申し込みたいプランです。

 

なお、アクアエナジー100は、エネチェンジから申し込みができるようです。

さらに、キャンペーンコード「ene20」を入力するとさらにさらに500円分のAmazonギフト券がもらえるそうなので、申し込みたい方はぜひ!(アクアエナジー100以外にも使えます)

enechange.jp

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