とある元SEの思考を探る

ひょんなことからとあるICT企業ではたらくことになったなんちゃって元SEがしたためるブログ。主に、政治・経済・社会問題・日常の出来事について発信していきます。お読みいただけたら、感動にむせび泣くほど嬉しいです。よろしくお願いします。

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逃げ恥にみる現代の結婚感

逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)が好調だ。

ここ数年リアルタイムでドラマを見ることがなかったが、久しぶりに毎週見るようになった。今クールは「家政婦のミタゾノ」など久々に当たりの多いクールではないだろうか。

※ ちなみに時間が合えば、「警視庁 ナシゴレン課」も見ている。察しが良い人は気づくと思うが、古田新太が好きなようだ。

 

私も仕事ではエンジニアをしており、平匡さんと同じくデータベーススペシャリストの資格も持っているので、非常に共感をもって見ていた。

 

最初は「契約結婚」という名の下で一つ屋根の下に共同生活。しかし、一緒に生活している間に、お互い惹かれあっていく。

私は、これが人間のあるべき姿だと思う。

世間では、恋愛恋愛と言うがそんなものは幻でしかない。結婚は現実である。その現実の中で惹かれあってこそ本当の愛である。最初好きではなかったとしても一緒にいるうちに好きになるのである。

この世界の片隅に」でも、主人公のすずは一度しか会ったことのない、結婚するまで忘れていた男性と結婚をした。最初は新しい環境・家庭で慣れていなかったが、夫を愛するようになった。幼馴染である哲と夜にそのことを語るシーンでは見ている人は皆安心したことだろう。観客はすずが嫁いで幸せなのかどうかがずっと気になっていたのである。

 

話を戻そう。

恋愛。恋愛をすると感情が高ぶってしまう。これは非常にストレスフルなことである。エネルギーを使う。結婚は日常。恋愛で日常を過ごすことはできない。

※ だから恋愛結婚は離婚率が高い。

 

ドラマでは雇用主と被雇用者という関係で2人は生活を始める。いたってドライな関係だ。主人公である森山みくりは仕事が見つからずやむを得ない形で給与をもらって家事をする。しかし、まさしく、ドラマのタイトル通り、“逃げ”で契約結婚をして結果的に幸せを掴み取る。

今は自由恋愛の時代だから、付き合う前からこの人は違う、あの人は違うとあれこれ理由をつけて恋人を作らなかったりする。もし彼氏・彼女がいなければ“逃げ”でも良いから無理にでも付き合えば良い。そこから幸せにたどりつけるかもしれないし、ダメだったら別れれば良い。

 

ただし、平匡さんのように高収入・イケメンのハイスペック男性は皆無と言って良いので、異性に期待をしてはいけない。感情の高ぶりをまったくせずに付き合うのである。そこから見えてくるものもある。

 

逃げるは恥だが役に立つ」は私の恋愛・結婚観に近いドラマだ。これまでの恋愛ドラマとは一線を画す。驕った言い方をすれば、ようやく世間が私に追いついたと言えるかもしれない。 

 

今は結婚の形は多様になってきた。

私の知り合いには、ネット上で堂々と結婚相手を募集している人もいる。

契約結婚と言わないまでも、なんとなく安心したいから結婚したいとか、ただ1人でいるのが寂しいから結婚するだとか、現場の最前線でバリバリ働くのが嫌で家庭に入りたいという理由で結婚するのも良いだろう。

そもそも元来結婚というのは恋愛して結婚するという形では必ずしもなかった。文明が始まる前であれば、ムラの中で丁度良い年頃の男女がいれば結婚をするしかなかった。それがムラを守るために必要なことだった。

そろそろ恋愛結婚から脱する時期に差し掛かっているのではないだろうか。