とある元SEの思考を探る

ひょんなことからとあるICT企業ではたらくことになったなんちゃって元SEがしたためるブログ。主に、政治・経済・社会問題・日常の出来事について発信していきます。お読みいただけたら、感動にむせび泣くほど嬉しいです。よろしくお願いします。


エンジニア的rarejob活用方法

私の会社では、会社の福利厚生でオンライン英会話を受講することができます。転職して半年以上経ち、仕事にも慣れ、若干飽きてきたので、スパイスを入れるためにもオンライン英会話をすることにしました。

利用できるオンライン英会話はrarejobというところです。

ここは、ざっくり言うと、フィリピンの人が講師として教えてくれます。初回3回まではお試しで無料で受講することができます。

 

5月から始め、5月は計25回受講し、それなりに習慣化されてきたので、rarejobを使ってどのように英語を勉強しているかをまとめてみたいと思います。

 

教材はDaily News Articleというrarejobが用意している二ヶ月ぐらい前のニュースを編集して記事にしたものを使用しています。英会話やTOEICの対策などもあるのですが、英会話だと薄っぺらい授業になりそうだし、TOEICというものは対策して受験するものではないと思うので、Daily News Articleを利用しています。

 

学習といえば、欠かせないのが予習復習です。

私が考える予習から復習までのMaxの流れを列挙してみたいと思います。

 

1. リスニング教材を聞く

Daily News Articleは音声教材があります。それを聞いて記事の内容を理解します。記事自体は当日にしか見ることはできないのですが、音声教材は1週間分ダウンロードできるので、前日に予習することもできます。

私は基本的に2回以内で把握できるように集中して聞こうと努めていますが、なかなかできていないのが現状です。

 

2. リスニング教材を書き取る

自分が英語を正しく聞き取れているかをチェックするには、単に聞いて内容を理解するだけでは不十分です。音声を聞き、単語を書き取ります。書き取るのが一番ですが、私は面倒なのでパソコンでタイプすることが多いです。

一通り書き取ったあと、実際に答え合わせをすると、理解できたなと思っても、意外に単語としては聞き取れなかったり、複数形か単数形かを正しく聞き取れてなかったり、aやtheやtheirを間違えていたりするので、なぜ間違えたのか、文法的に考えれば間違わなかったことなのか、文脈から考えれば良かったのかなどを考察します。

ネイティブではないので、全てを正確に聞き取ることは難しいと思います。しかし、聞き取る以外の情報(文法や文脈など)で補うことで正確にリスニングできるようにすることを目指します。

 

3. 1と2のどこかのタイミングでシャドーイングする

聞き取るだけは英語は不十分なので、実際に自分の口を動かす必要があります。なので、リスニングして一通り理解できたなと思った段階でシャドーイングします。なめらかに言えるまでやります。

 

4. 知らない単語を書き写す

英語を勉強している人なら、自分なりの単語帳を作っている思います。2の段階で本文はすでに読んでいると思うのでそのときにわからなかった単語を単語帳にメモします。予習の段階では意味を書き取り、本文上でどう使われているか程度を理解できれば十分だと

 

5. 記事を要約する

rarejobのレッスンでは、記事をサマライズしてくれという講師がいるので、その対応のためにもこれをやります。要約は反射的にできるものではないので、事前準備をしておく必要があるでしょう。

 

6. View Point Discussionを考えておく

Daily News Articleの後にはディスカッションのための質問文が4つほどあります。これを読んで少なくとも日本語ならば回答ができるようにはしておくべきでしょう。というのも、しばしば日本語ですら答えにくい質問があるからです。例えば、「インドはイギリスからダイヤモンドを取り返すべきだと思う?」という質問に対して、私は正直興味ないのでどうでも良いのですが、それを言ってしまうと元も子もないので、それなりに考えておく必要があります。

 

7. 授業を受ける

ここまでの予習をきちんとやっていれば、リスニングに難がない限り、問題なく授業は受けられるでしょう。フィリピン講師との会話を楽しんでください。

講師から発せられた言葉で知らない単語があればそれも書き写します。

 

8. 英単語の復習をする

4や7で英単を書き写したと思います。復習では、その英単語について深掘りします。

単語帳に記入する際には、単に、日本語の意味だけでなく、辞書を調べて例文もいくつか記入すると良いでしょう。特に他動詞の場合は、後ろにどのような名刺がつくのか。3つほどは書いておくとその動詞のニュアンスがつかめて良いと思います。

英語の語感に慣れてない人は、語源なども参考になると思うので、語源辞典などを活用して、英単語の構成を把握。ついでに派生語なども調べておくと語彙が広がります。語源に関しては、「ネイティブで語源を知っている人なんていない!知らなくて良い!」という意見もありますが、私は、非ネイティブスピーカーが英語の感覚を把握するためには、語源を利用するのは良い方法の一つだと思っています。

 

9. シャドーイング

基本的に8までで一通り終わりなのですが、シャドーイングはなんどやっても良いので、締めとしてシャドーイングをやるのが良いと思います。

総まとめですね。

 

以上が、私が考える、rarejobのDaily News Articleを利用した予習、復習方法です。

ただ、社会人をやっているとなかなかその時間が取れないので、私はすべてできていません。。最低限、授業が始まる前に記事を理解する程度です。記事がわからなくてDiscussionに行くまでに終わってしまうともったいないので、記事の理解は最低限やりますが、なかなかそのほかは手がつけられていないのが現状です。

 

これを1年ぐらい続けていければ、知らず知らずのうちに英語力が上がっていけばいいな・・と思いながら続けています。

習慣化してしまえば、やらないことに対する罪悪感、生活リズムの乱れなどマイナスの影響が出てくるので、一刻も早く習慣化することが大事だと思います。

 

おまけ

rarejobの講師はやはり当たり外れがあります。

講師は検索ができるので、私は大きなハズレをひかないように、最低限三つの条件で検索しています。

一つ目はブックマーク数が多い講師。

やはり他の受講生の評価が高い講師はブックマーク数が多くなります。したがって、ブックマーク数は講師の力量を測るのに適しています。

二つ目は講師歴が長い人であること。

それなりにやりがいをもってやれているからこそ長く続けられるのだと思います。なので、講師歴は長い人が望ましいです。私は、最低3年以上から選ぶことが多いです。

三つはフィリピン大学在籍者か卒業者であること。

rarejobの講師には、中にはやる気のない先生もいたりしますが、フィリピン大の講師は、最低限のマナーを持ち合わせている人が多いです。また、教養もあるのでそうした会話もできます。

 

以上、エンジニア的rarejob活用方法でした。エンジニアじゃなくても利用出来ることかなと思いますが、ご参考まで!