私のような弱小ブロガーが何を言っても影響はないと思うので、ちょっと思っていることを言いたいと思います。
イケダ○ヤト氏とか、はあちゅう氏とか近年プロブロガーなる方々インターネット上で、あるいは様々なメディアで話題になっています。
自分の文章を書いて、自己をブランディングして稼いでいるのは、純粋に尊敬しますが、一方で、自分はああはなりたくないなと。
たとえば、サラリーマンのブログはつまらないとさんざん自分のブログで書いておきながら、もはや日本一つまらないブログとなってしまっている高知在住の方などをみると、なんか無理してるなというか、人を攻撃しないといけない状況なのかと思うと、ああはなりたくないなと。
もしかしたら有意義な話題は有料のメルマガとかにあるのでしょうけど、ブログ見る限り、有益そうにないので、わざわざお金出して購読しようとは思いません。。
ブロガーはブロガーでも、音喜多さん(都議会議員)のように本業があって発信のためにブログを活用しているというのはとても良いことだと思います。だれも攻撃してませんし。(意図せず人を傷つけてしまうことはありますが)そもそも音喜多さんはプロブロガーではありませんしね。
それで、人を攻撃しないプロブロガーなら良いのかというと、私はそうも思いません。
なぜそう思うのかなと考えたのですが、最近一つの答えにたどり着きました。
結局は彼らって、社会にとっていなくても良い存在なんですよ。つまり、プロブロガーが一人もいなくなったらということを考える。その時に社会が成り立たなくなるかというと、そうはならないんですよね。アフェリエイト業者が困るかもしれませんが、生計は立てれないまでもアフェリエイトをやっている人ってたくさんいますよね。このブログもちょっとだけやってますし。生計をたてられないまでもという人はたくさんいるので、そういう人がいれば、アフェリエイトの業者も問題ない。
だけと、音喜多さんの職業である政治家、これが一人もいなくなったらどうか。無政府になってしまう。これでは国としてうまくやっていくことはできません。政治家というのは必要な職業です。
他にも、例えばイケ○ヤ氏がさんざんバカにするサラリーマン。サラリーマンが一人もいなくなったらということを考えてみてください。たとえば、イケ○ヤ氏がおそらく使っているであろう冷蔵庫とか洗濯機とかの家電ってサラリーマンがいないと販売されないですよね。東芝とかSHARPとかPanasonicのエンジニアさんが設計して、工場で働く人が製造して組み立てて、営業の人や小売店の人が売って・・・という一連の流れを経てイケ○ヤ氏に元に届けられているわけです。つまり、イケ○ヤ氏は、彼がさんざんバカにしているサラリーマンのおかげで生活が便利になっているわけです。
私もサラリーマンで、エンジニアとして生計を立てていますが、なぜ今エンジニアとして生きているのかというと、エンジニアが世間に必要とされているからです。エンジニアは決して楽な仕事ではありません。それなりにつらいです。イケ○ヤ氏からみれば「まだ東京で消耗しているの?」と言われるでしょう。
しかし、エンジニアにとって本望なのは、自分たちが作ったサービスでみんなが喜んでくれること。それを実感することができます。しかも、それは実際に会ったことない人たちをも喜ばせることができる。
ブログのアフェリエイトやオンラインサロン、有料メルマガなどは、ある程度その人に興味がある人が購入してくれます。言ってみれば比較的目にみえる人たち。
一方で私たちサラリーマンは、目に見えない人たちも含めて喜ばせることができます。日亜化学工業のサラリーマンだった中村修二先生は、青色発光ダイオードを研究して世界中の人々を喜ばせました。いや、もはや喜ぶというのを通り越して当たり前になってしまいました。会社員が世界中の人々の生活に根付いた製品を提供したのです。しかもほとんど誰も傷つけていない。誰かを攻撃することもない。(日亜化学と裁判になったのはちょっと別の問題。)
ここがプロブロガーとサラリーマンの違い。
もし、イケ○ヤ氏がサラリーマンに対して「自由に生きろ!会社を辞めろ!」と言うのであれば、今あなたが使っているものの中でサラリーマンが関わって提供されているものは全て使わないという選択をしてみれば、サラリーマンの偉大さがわかるのではないかと思います。
サラリーマンって、やりたくもない仕事をやらないといけないときもあるし、理不尽な要求も歯を食いしばって耐えないといけないし、納得いかないこともたくさんあると思います。だけれども、そういう人たちがいるから、生活が豊かになる。ブログを書いただけでは、オンラインサロンをやっただけでは、一部の人には影響を与えれても、世の中へ影響を及ぶ範囲ってたかがしれてます。サラリーマンはそこが違う。影響範囲が広い。だから多少の苦しみがあってもサラリーマンを辞められないのではないでしょうか。プロブロガーよりもよっぽど人々を喜ばせられる仕事だから。
本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。