東京に来てから早8年。
これまで4回ほど引っ越しをしてきました。
最初に部屋(賃貸)を見つけたときは右も左もわからず、一緒に来てくれた父も頼りにならず、ちょっと高い部屋をつかまされたなという印象でしたが、それから回を重ねるごとに部屋探しが上手になっている気がします。
そこで、東京で部屋を探す際のポイントを紹介したいと思います。
1.住む場所を決める
当たり前のことですが、まずは、住みたいと思う場所を決めることです。自分の好きな街に住む。これは快適な生活を送る上で欠かせません。
一番いいのは自分で足を運んでみることです。
その町の雰囲気を肌で感じます。
個人的には、都心に出やすく、商店街がそれなりに栄えてて、近くにスーパーがあって、ユニクロとかあって、さらにホームセンターがあるような街が良いです。
まあそんなとこはあんまりないですが。あっても仙川ぐらいですね。
2.住みたいまちの不動産仲介業者に行く
これ、非常に大切です。不動産屋選びはかなり大事です。最低2軒は回って下さい。
紹介できる物件はどこも同じです。国土交通省指定の公益財団法人が運営しているレインズというシステムがあって、ここに出されている物件情報は、宅地建物取引業法に規定された免許を所持している人しか見ることができません。
不動産屋に行くと、大抵は、まずは自分たちが大家と直接委託されている物件を紹介されます。その中で条件に合ったものがない場合、レインズを使用して、他社が委託されている物件を紹介します。
従って、どの業者もレインズに登録されている物件から探すことになるので、紹介できる物件はどこも同じになるわけです。
ですので、仲介業者は親身になって探してくれる所が良いです。その為の比較にも最低2つ以上の不動産屋を回るべきです。できれば、4社、5社回ると良いでしょう。
個人でやっているところ、大手のチェーン店などいろいろありますが、個人的には、大手、個人とかではなく、その町に根を下ろして地域密着の不動産屋がお勧めです。
間違ってもエ○ブルとかに行ってはいけません。私はこれまでいくつかの不動産屋さんと会話してきましたが、エイ○ルの評判はすこぶる悪いです。ちなみに私は東京で最初に部屋を探すとき間違ってエ○ブルに行ってしまい、嫌な思いをしました。
3.その町の相場を知る。そして決める。
仲介業者に行くと、何件か実際の物件を見せてくれます。そうすると、その町の相場が分かってきます。価格は、時期によって変動します。やはり2月から4月にかけては高い時期です。一番安い時期は、7月末から8月初め。すなわち、お盆に入る前です。この時期は、休みに入る前に早く決めたいという大家の心理が働き、安めの価格になりやすいです。また、2月から3月にかけた繁忙期にはけなかった物件も多く、その価格につられて良い物件も安めの設定になったりします。
相場を知っておくことで、部屋を決める際に、家賃が高いか低いかが分かりますし、大家さんとの家賃交渉もしやすくなります。また、大家さんとの家賃交渉のしやすさの観点からも、仲介業者は地元密着が良いです。
部屋の立地、設備、家賃などの条件が良い物件が見つかったら、あとは決断するだけです。
当たり前の事ばかりですが、以上が部屋を借りるときの3つのポイントです。
では最後に、私が部屋を選ぶ際に重要視していることをいくつか紹介しましょう。
1.日当たり良好か
規則正しい生活を送るためにも、日当たりは重要です。朝日をきちんと浴びることが1日のリズムを作ります。朝日を浴びることはうつを抑制する効果もあるそうですから、日当たりは重要です。東側と南側に窓がある部屋はかなり良い部屋です。
ただし、図面で南向きとなっていも、1階とかだと日当たりが悪かったりするので注意が必要です。
2.何平米か
部屋は狭すぎても窮屈だし、広すぎると今度はエアコンが効きにくくなったり、逆に不便になったりするので、適度な広さが良いです。一人暮らしなら、18 ~22m2あたりかなと思っています。間取りにもよりますが。
3.バストイレ別か
個人的にはバストイレ別が良いです。これは私の持病とも関係しますが、気にしない方はバストイレ同じ物件の方が安いのでそちらを選んだ方が良いでしょう。
4.BSがあるか
野球好きなので、夏場は野球が見たいと思うことがあります。最近は地上波ではなくBSで放送されることが多いので、BSが入ってる方がありがたいです。みない人は気にしないで良いと思います。物件によってはBSと書いてなくても入っている場合があるので、一度確認してみると良いでしょう。大家さんによっては、すぐにつけてくれる人もいます。
5.WiMAXが入るか
最近のインターネットはもっぱらWiMAXです。都心部であれば、基本的につながりますが、部屋によっては、周りの建物が密集していたりすると、電波が悪い場合があります。個人的な印象ですが、WiMAXの電波は回り込みが悪く屋内に入ると極端に電波が悪くなる気がします。
最後に、
仲介業者には思いはなるべく伝えた方が良いでしょう。その思いを頭ごなしに拒否するのではなく、できる限り聞きいてれくれる仲介業者が良い業者だと思います。結果的にダメでも、どれだけ努力してくれたかというのが重要です。
と同時に、あまりにも一方が不利になるような条件はきっぱりと断れるのも良い仲介業者だと言えます。
仲介業者とは、大家さんと借主の双方のメリットを最大化するために存在することを忘れてはいけません。
以上、本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。