とある元SEの思考を探る

ひょんなことからとあるICT企業ではたらくことになったなんちゃって元SEがしたためるブログ。主に、政治・経済・社会問題・日常の出来事について発信していきます。お読みいただけたら、感動にむせび泣くほど嬉しいです。よろしくお願いします。


私が入社を辞退しようと思う5つの質問

今年の我が部署に入ってくる新入社員が職場体験に来るよーっていう連絡が来ました。

もうそんな時期ですか。

そんで、なぜか、2年目の人の話をするみたいなイベントがありますorz...

そんなのやるんだー。去年なかったじゃーん。

 

たぶん、4月から組織編成があったりしたからですね。

※わが部署は解体されましたヽ(‘ ∇‘ )ノ 

 

それで、ふと思ったんですよ。自分が入社しようと思う会社を決める基準ってなんなのかなって。

 

事業内容?雰囲気?業績?安定?

 

昔はそんなこと考えていたかもしれませんが、今思えば、今の会社に入社しようと思ったのも、今後転職とかを考えたときにどういう会社に入りたいかを考えると、結局、入社しようと思うかってのは納得できる選考となっているかということなんだなと思いました。

 

私が入る気をなくす質問を5つ紹介したいと思います。

 

1.「自己紹介してください」

 

一番その会社に入る気をなくしますね。この質問は。

 

え?これのどこがダメかって?大抵の就活の面接では一番最初に聞かれますよね。苦手な人もいるかもしれません。

なぜこういうことを聞く会社には入りたくないか。

例えば、新卒の場合、大抵エントリーシートなるものを事前に企業に提出しますよね。転職の場合でも履歴書と職務経歴書を出します。それをみれば口頭で自己紹介するような情報は入っているわけですよ。口頭で1~2分話すよりも詳しく書いてあるわけですよ。

書いてあるのになんでわざわざ聞くのでしょうか。本当にその人のことを知りたいのならば、書いてある内容を起点として掘り下げるべきです。

「あなたは履歴書に~と書いてありますが、具体的なエピソードを教えてください」

「あなたが今の大学(研究室)を選んだ理由を教えてください」

って聞けば良いのに、なぜわざわざ、自己紹介なんかを言わせるのか、はっきり言って時間の無駄です。そんな時間の無駄をするような会社には行きたくありません。もちろん向こうも私のように効率的に仕事をしたいと思っている人は、非効率を重視するだろう社風に合わないだろうから来てほしくないでしょうけど。

といっても、就活生の方は、そうも言ってられないので、キレずにちゃんと大人の対応した方が良いですけどね。 

 

2.「研究について簡単に説明してください」

 

これも1と同じ理由ですね。研究についても大抵サマリを提出してるわけですよ。それ読めと。それで分からないことがあれば聞けと。本気で知りたいなら口頭なんかじゃなく、10分ぐらい時間を使ってパワポでプレゼンさせろ!研究なんて、口で言って十分理解できるような内容じゃないんだよ!

以上!

 

3.「自己PRしてください」

は?能ある鷹は爪を隠すって言うだろ!自己PR上手い人ってのは、逆に言えば、そこが自分が弱いって思ってる人なんだよ。本当に優秀な人ってのは、自分の強みに気付かないもんなんだよ。だって、無意識にできるんだから。自分が強みだと思ってるってこともはや強みじゃないんだよ。

逆に、「あなたが自信がないと思うことはなんですか?」って聞いて、赤裸々に弱みだと思ってることを語らせればいいよ。自分が自信がないと思っているってことはその人がそこを伸ばそうと思ってる証拠だから。

 

4.「弊社の志望度は何位ですか?」

その質問された段階で第1志望じゃなくなるわ!やりたいことができて、一番自分を評価してくれた会社が第1志望なんだよ。会社側が採る気もないのに第1志望になるわけないじゃん。

 

取り乱してしまった。。

 

5.(質問じゃないけど)圧迫面接

色々な事情があるにせよ、圧迫面接は就活性を不愉快にさせます。

就活の段階。その会社に入るかどうかは分からない段階で、不愉快にさせるような面接はその企業の品格を表すと思います。

圧迫面接をするなら、応募者を採用すると決めた段階で、そして、面接後にはきちんとフォローをすることを条件に行うべきです。

まだ状況がよく分からない1次面接、2次面接で圧迫面接をするような企業は行かない方が正解です。

 

最後に

私は、企業と応募者は対等であるべきだと思っています。面接で横柄な態度をとったり、単に先に入社したと言うだけで偉そうにする社員、たまたま景気が良い時に就活で世間体の良い会社に入れたというだけで僕たちは君たちを審査する権利があるんだと思っている面接官がいるような会社は潰れればいいと思っています。

企業が応募者を一人の人間として尊重していけるような関係。それが大切だと思います。