とある元SEの思考を探る

ひょんなことからとあるICT企業ではたらくことになったなんちゃって元SEがしたためるブログ。主に、政治・経済・社会問題・日常の出来事について発信していきます。お読みいただけたら、感動にむせび泣くほど嬉しいです。よろしくお願いします。


グイグイ営業が苦手

昨日の記事を読んでいただいた方はご存知かもしれないが、先週と、今週と、宴会場として使うホテルの下見をしてきた。

 

下見には、2年目のひよっこの私だけではなく、会社の先輩かつ専攻の先輩、M氏も一緒に同行した。最終的に決定権を持つのはM氏だ。

 

そこで、最終的に、二つの会場に絞られることになった。

 

一つは、グランドプリンスホテル高輪。

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ランドプリンスホテル高輪は、品川駅高輪口から徒歩10分。さくら坂というゆるやかな坂をのぼると見えてくる。

正面玄関は豪華。そして、都会の真ん中とは思えないくらい静か。緑の木々に囲まれた落ち着いた空間。それがグランドプリンスホテル高輪だ。
周りには、プリンスホテルの敷地でザ・プリンスさくらタワー東京や、グランドプリンスホテル新高輪がある。プリンスホテルが所有する高輪ゴルフセンターや高輪テニスセンターもある。

なかでも、グランドプリンスホテル高輪や、ザ・プリンスさくらタワー東京に囲まれる中庭は池や木々が生い茂り、4月末という熱くもなく寒くもない時期に行ったからか、人工的な自然美を楽しみながら散策することができる。

 

もう一つは、ザ ランドマークスクエアトーキョー。

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ここは、SHINAGAWA GOOSという施設の29Fにある会場だ。SHIAGAWA GOOSは、もととホテルパシフィック東京という京急グループが入っていた建物で、現在は複合施設になっている。

29Fというだけあって、見晴しはとてもいい。山手線の品川-田町間にできるという新駅の建設も見下ろせる。ここの宴会場は、階下のホテルを運営する京急ではなく、ポジティブドリームパーソンズという会社が運営しているらしい。もともと、ウェディングプロデュース事業から発した会社だという。営業の人は、貸会議室から発生した宴会場とは違って、料理にも自信があるとのこと。

アクセスは、品川駅他神奈川口の目の前。どかーんとそびえたつSHINAGAWA GOOSの建物だけあって、迷うことはまずない。

 

 

さて、最後に残ったこの二つの会場。最終的に決まったのはグランドプリンスホテル高輪の方だ。

その決め手は、会場というよりも営業マンだった。

下見に行った際には、グランドプリンスホテル高輪も、ザ ランドマークスクエアトーキョーも営業の方が案内してくれたのだが、その営業の仕方は180ºC違った。

 

ランドプリンスホテル高輪は、ホテルマンといった感じの落ち着いた男性。プリンスホテルの歴史を感じさせる方だ。説明も穏やか。営業ではあるが、ガツガツといった感じはない。ホテルの雰囲気と同様、穏やかな方だった。一歩引いた感じの営業。気品を感じた。

 

一方、ザ ランドマークスクエアトーキョーは、若いイケメン営業が案内してくれた。イケメンという言葉の代名詞のようなイケメン。営業の仕方も若いイケイケの営業という感じ。カーテンを使った演出も説明してくれた。

三方向がガラス張りの開けた会場。それがアピールポイントだという。

M氏が、「少し天井が低いですね」と聞くと営業マンは「3方向窓なので、横に開けたイメージを持たせるために、あえてそうしているところがあります」ということだそうだ。

モノは言いようだなあと感心した。

そして、最初に少し説明を聞いて数分も立たないうちに、「明日からGWに入るので、できれば、今日中に書類を書いてほしい」とも。なかなかガツガツくる営業マンだ。

 

私たちの会は、やはり、年配の方が多い。50代や定年退職した方もおみえになる会だ。確かに、会場は素晴らしいが、営業にぐいぐい来られるとなんか違うなと思ってしまう。

M氏とも会話をし、最終的にグランドプリンスホテル高輪の方に決定することにした。

 

ザ ランドマークスクエアトーキョーはやはり、まだ若さを感じる営業だった。若い団体ならそれでもいいのかもしれない。イケイケの感じに波長がある団体なら良かったのかもしれないが、こちらは、男性の50代、60代も参加する会だ。しかも理系の専攻。イケイケ、グイグイが得意な人はそんなにいない。

 

その営業の方が悪いのではなく、おそらく、会社として、そういう雰囲気の会社なのだろう。「下見をしたその日にうちに書類を書いてくれ」というのは、一種の“焦り”を感じてしまう。「早く決めてくれ」と言って、考えさせる隙を与えないのは、やはり警戒をせざるを得ない。

 

私はSEなので、営業の事はよく分からないが、営業を受ける側から見て、ぐいぐいくる営業は苦手だなと改めて感じた。

 

本日も、ここまでお読みいただき、有難うございました。