読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とある元SEの思考を探る

ひょんなことからとあるICT企業ではたらくことになったなんちゃって元SEがしたためるブログ。主に、政治・経済・社会問題・日常の出来事について発信していきます。お読みいただけたら、感動にむせび泣くほど嬉しいです。よろしくお願いします。

スポンサードリンク

統一地方選(前半戦)を今更ながら振り返ってみた

統一地方選前半戦が終了した。当ブログでは、これまで何度か選挙について取り上げてきた。それなのにまだ前半戦のことについて少しも言及していないので、ここで言及してみようと思う。

f:id:smartenergy:20150415233044p:plain

開票結果-政令市議選・神奈川県【統一地方選2015】:読売新聞


私が今すんでいる川崎市の市議選、県議選から紹介したいと思う。

注目したいのは、中原区である。
ここは、10人の当選者に対し、16人の候補者。6人が落選する。
当選者のほとんどは、自民、公明、共産、民主の組織がある候補者だ。しかし、一人注目して欲しい。

6位で当選した重冨たつや氏だ。

かれは、1988年生まれの26歳。私と同い年だ。私は元住吉の商店街が好きで、よく元住吉に行くが、ちょくちょく彼が街頭演説をしているのを見た。

旗と看板とマイクもスピーカーも使わず、永遠と議会改革を訴えるスタイルだ。ビラ配りのボランティアもいない。
11日(土)の午後8時前、選挙でマイクが使える直前の時間も、重冨氏は旗とともに一人で立っていた。そもそもマイクを持っていないので氏にとっては20時というのは意味のないものなのかもしれない。横には、富士通労組と思われるスタッフを抱えた松井たかし氏が立っていた。

重冨氏はいつも一人でいるので、大丈夫だろうかと心配になったりもする。

日本の議会は会派制をとっている。所属する会派の人数に応じて議会での発言や、委員会の割り振りが行われる。一人ではどんなことがあったって政策は実現しない。彼が、どのようにして、市議会でプレゼンスを発揮できるのか、注目している。


そして、もう一つ注目したいのが維新の候補だ。特に、松川氏だ。彼は、前回、みんなの党から出て、1万票以上を獲得し、トップ当選を果たした。はたして今回は・・・。

3880票で11位。落選である。

私は、彼が活動しているのをまったく見たことがない。維新にはもう一人候補者をたてていたので、かぶらないように、地域を分けていたのかもしれないが、それにしてもである。前回1万票とったというおごりが今回の結果につながったとしたら、政治をなめるなと言いたい。

結局は、前回は、みんなの党という当時勢いのあった政党だったから受かっただけで、松川氏の力で当選したわけではなかったのだ。

このように、選挙をなめていた、おごった維新候補者(特に元みんな)は多い。川崎区から立候補したためや氏や、中原区から県議に立候補したひうら氏などもそうだろう。

2011年から4年間がたち、国政も含め、政党の勢力は様変わりした。当時みんなの党に期待した人たちは、一昨年の渡辺代表の独裁、昨年の浅尾代表の党をまとめようとせずあっさりと解体してしまったのをみて、もう政党に期待できないという有権者がいたはずだ。

だからこそ、重冨氏や、麻生区から立候補した月本氏(当選、元みんな)、大和市から県議へ立候補した菅原氏(当選、元みんな)といった無所属候補が支持され、当選していくのであろう。

今回の選挙では、無所属であることがメリットになる選挙であったと思う。

私は、これは、いよいよ次の日曜日から始まる統一地方選の後半戦にも当てはまると思っている。

地方議会は、無所属でも十分に活躍することのできる場だ。たとえば、世田谷の桃野区議。区長がなぜかオランダへ教育の視察に行ったこと(詳しくは桃野区議のHPで)、デジコン事件世田谷区職員がDV被害者の情報を加害者に漏らしてしまった問題などを次々と指摘している。彼の会派は、今たった3人であるが、区議ならここまでできるということの証だと思う。是非、2期目もつとめて欲しい!

そんな訳で、無所属の目立った統一地方選前半戦だったが、もう一つ目立ったのが、若い候補者が多かったということだ。

さきほど紹介した重冨氏(当選、26)をはじめ、浜松の山本りょうたろう氏(当選、28)、千葉市中央区の岳田氏(落選、25)、花見川区の上野氏(落選、25)、千葉市若葉区の樋口氏(落選、26)といった20代の候補が多かったように思う。(前回の選挙では千葉市議選には20代は一人もいない)

後半戦にも20代の候補者予定者は多い。たとえば世田谷区議選に挑戦予定の薗部氏、新宿区議選に挑戦予定の伊藤氏、板橋区議選に挑戦予定の小泉氏らがそうだ。

こうした、若手候補の台頭は、インターネットが発達して、政治がより身近になってきた昨今、若者の手にも政治が届きつつあることを感じさせる。

投票率は戦後最低ということだが、こうした若手がもっともっと声を出し、議会で暴れていって欲しい。

自民や民主や公明や共産といった、昔ながらの、しがらみだらけの議会に嵐を起こし、あるべき議会の姿をつくっていってほしい。

少なくとも、こんなに地方議員がたくさんいるのに、やってることがわからない、彼らの存在意義がわからないといった状態は一刻も早く打破してほしい!